朝から私の機嫌が良いのは、今日が連休の初日で、初めての旅行の日だから。


何日もかけて用意した荷物で鞄がはじけそう。


約束の時間まであと少し。


念入りに化粧をして髪を巻いて準備万端。



「早く来ないかなぁ〜。」



そう呟いた時、携帯が鳴った。

もうついたのかな?
メールを知らせる音にドキドキしながら携帯を開く。




メールの相手は黒澤さん。

そしてその内容は予想もしてないことだった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゴメン。行けなくなった。

宿はそのままにしてあるから誰かと行ってきなよ。

本当にゴメン。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「嘘でしょ………」

呆然と携帯を眺めてしまった。

なんで?

どうして?


そうだ。理由、理由を聞かないと納得できない。

こんなに楽しみにしてたのに…。