「ここは?」

木々に囲まれてるのに、その建物だけ太陽の光に照らされ、ライトアップされてキラキラしていた。


『まあ、中に入ってみて。砂羽ちゃんはきっと気に入ると思うから。』


私が気に入る…?

訳が分からないままただ促されて黒澤さんの後について中に入った。


中にはアンティーク家具が沢山あって、所々に綺麗に花が生けてあった。


「可愛い…。」


『気に入ってくれた?前にアンティーク好きって言ってたから、一度此処に連れてきたいって思ってたんだ。』


いつ言ったか私自身覚えてないのに…

嬉しい!


「凄く素敵です。有難うございます。」


嬉しくて子供みたいにはしゃぐ私に黒澤さんは優しい笑顔をくれた。


このフロアーを堪能してる私は周りが見えてなかった。