ああ〜、決まらないよ〜。


昨日あの後直ぐに帰って寝た。自分で思ってるより酔っぱらってたみたいで、フラフラの私を充はしっかりと送ってくれた。
何だかんだいっても優しいんだよね。


なんて考えてる時間なんて無いんだった。


どうしよーかな?やっぱりミニスカート?

いっそパンツで行っちゃおうかな?


そんなことをウダウダと考えてる時だった。

携帯のメール受信の音が部屋に響いた。


開くと充から

(おはよーさん。顔は大丈夫かぁ?(笑)服は決まったのか?何着たって変わんないんだから悩むなよ。悩むくらいならワンピースにしとけば?無難だろ。まぁ頑張れよ。)


本当に優しいんだから。
クローゼットの中からワンピースを出した。

何着か鏡に向かって合わせた。その中で一度しか着ていないワンピースを手に取った。


振られた時に着ていたもの。あんまり縁起良くないけど、可愛いし、それに黒澤さんの大人な雰囲気に一番合うような気がする。


「よし。これにしよう。」

声に出すことで嫌な思い出を打ち消した。