何て言ったの?

聞き間違い?今恋人って言わなかった?

ビックリし過ぎて涙引っ込んじゃったよ。


何言ってんの?って言おうとした私の前に立って私の言葉を塞いじゃった。
あまりにも大きな背中に黙ってろって言われた気がして、何も言えなくなったんだ。


『まぁまだ付き合ってはないけど。でもこんな良い女なかなかいないから俺が放さないから時間の問題だね。』


そんな事さらっと言われて嘘だと分かっていても顔が赤くなっちゃう。


『だからアンタが砂羽と別れてくれて嬉しくてしょうがないよ。女の良さが分からないアンタみたいのと一緒にいたら女は可哀想だからな。』



フフンと鼻で笑ってる彼に、サトシの怒りも爆発した。


そしてその矛先は私に向かって来た。


『お前みたいな女、使えるから一緒に居てやっただけなんだからな。勘違いしてんじゃねーぞ。ブスのくせに。』




私の中で何かがキレた。