残された私はこの恋人達が愛し合う場所で一人泣き続けた。






どれくらい時間が経ったんだろ?


いつの間にか眠ってしまったらしい。

時計を見ると八時を少し過ぎた所だった。鏡を見ると目が真っ赤で腫れていた。


「ブス」


鏡に向かって呟き、軽くシャワーを浴びて出る用意をした。



外に出ると寒さが痛くて、鼻の奥がツーンとまた涙が出そうになったのを堪え歩き出した。