心も頭も混乱している私を残し、ひとりベッドから出て携帯を開いた。


メールだったみたいで、何かを返信すると私の元に近付いて来た。


『悪い。仕事でトラブったみたいで今から行かなきゃ行けなくなった。』


そう言うと服を着だした。

「何で?サトシじゃなきゃダメなの?私たち今日久々に会ったんだよ。」

今サトシと離れたら私たちダメになっちゃう。そう感じた。


『俺じゃなきゃダメなんだよ。ゴメンナ。』


「ヤダよ。砂羽だってサトシじゃないと…」


感情を抑えられなくなってきた。


涙が溢れそう。


でもサトシの目には私は写ってない。


また鳴りだした携帯を持ち、『ゴメン。またな。』そう言って部屋から出て行ってしまった。