「ブスで悪かったわね。私をブス呼ばわりするけど、あなたたちこそ大丈夫?鏡貸しましょうか?
あっでも鏡が耐えられるかしら?」


満面の笑みでイヤミを言ってやった。

いきなり出てきた私に"鳩が豆鉄砲を喰らった"みたいな顔をしてる。


「それにご心配頂かなくても彼氏のひとりやふたりいますから。
第一、ストーカーなんてしません。昼間だって誤解ですし、ここだって私が先に来てたんです。自惚れもいー加減にして下さいね。迷惑ですから。」



笑顔でそれだけ言って席に戻った。


美香は笑いながらグラスを私に傾けてきた。

私も同じようにグラスを合わせた。


その後ろではまだ呆然としていた。


本当に最悪な一日だったけど、最後はちょっと気持ち良かった。

酔っ払っていたしね。