「キャ…ッ… 」

トイレから戻る通路をフラフラと歩いていると角から出てきた人にぶつかってしまった。

『ごめん。大丈夫?』

頭の上から声が降ってきた。


あれ?
前にも同じような事があったなぁ…
と、思ったけど酔っ払いの頭ではそんなに気にならなかった。

『あの…大丈夫?』

また上から降ってきた声で我に返った。

「あっ、ごめんなさい。大丈夫で…っ」

顔を上げて言葉を失った。


相手も一瞬ビックリして、すぐ嫌そうな顔をした。


忘れてた事、忘れてた気持ちを思い出しちゃった…