『本当にすいませんでした。』


また謝ってくれてる彼。手も私の前に出たまま。

周りと美香の冷たい視線もあって、いい加減座ってることが恥ずかしくなってきたから、その手を取って立ち上がった。


文句の一つでも言って睨みつけてやるつもりで顔を見たのに…っ。

大きな瞳に綺麗な二重、鼻筋の通った高い鼻、薄い唇にシャープな顎、まるで女の子のように綺麗な人だった。


そんな彼に吸い込まれるかのように顔を見ていた。