入り口の扉が開き、店員のお出迎えの言葉が聞こえた。 ほろ酔いの私には興味がなく振り向きもしなかった。ただ、複数の男の人の楽しそうな声が耳に入って来ただけ。 楽しそうな笑い声。 その声を聞いているだけでつられて笑ってしまいそう。 美香にトイレって合図して、その声を背中で聞きながら席をたった。 チラッと声のする方を見ると男の人が5、6人? 店内は照明が薄暗くってこちら側からは顔が見えなかった。 ただ背が高い人達ってことだけ分かった。 あまり気にもしなかったけど。