お待たせしました。
美香が頼んだビールとチョコが運ばれて来た。


「ため息つくと幸せ逃げちゃうよ。チョコ食べて少し落ち着け。」


口にひとつチョコを入れてくれた。

甘い。
口の中に染み込むこの甘さがなんだか少し穏やかな気持ちにさせた。


「笑って笑って。砂羽は笑ってた方が可愛いんだから。」

そう言った美香の優しい笑顔に癒される。

み〜かぁ〜。優しくて、可愛くて、大好きだよぉぉぉ。


「で、砂羽をそんな不細工な顔にした原因は何?」

ビールを飲みながら聞いてきた。

不細工って…
失礼じゃん!やっぱり可愛くない!


でもその言葉待ってたよぉ〜。

「ちょっと聞いてよ〜。」

今日有ったことを全部話した。

アイツのことや、

アイツのことや、

アイツのこと!

もーやっぱり思い出しただけでムカツク!!アイツ!

キィー!イライラし過ぎておかしくなりそう。



「へ〜。佐野さんってやっぱりモテるんだね。」


はい?

私耳までおかしくなっちゃった?