暗い気持ちのまま部屋へ入ると、部屋の中はもっと暗い。


でも驚くこともあった。


私が部屋を出てそんな時間は経ってないはず…。


なのに部屋を出る前より明らかに増えた空瓶。


「ちょっ、ちょっと充大丈夫なの?」


飲めないはずだよね。

何この空瓶の数。


なのにまだ飲もうとしてる。
ヤバくない?


「充もう止めなよ。これ以上はダメ。」


充の横に座ってグラスを取り上げた。


『返せよ。』

低い声で言われて、体が強張る。

でも…

「ダメだよ…。そんな風に飲んだって楽しくないよ。飲むんだったら一緒に楽しく飲も。ねっ?」