「やだ〜、何で充が謝るのよ。」


ちゃらけて明るく言ったのに乗ってきてくれない。


俯いてるだけ…。


「もー、充らしくないよ。
よし!今夜はトコトン飲んじゃお。充も、ねっ。」



そう言っても返って来ない。

いつもだったら『飲めないからやだ。』とかって返って来るのに、今日は何もない。


なんで充が落ちてるのよ。

私の方が凹んでるっつーの。


まあ、私の場合自分で納得出来るからしょうがないんだけど。



部屋に帰ってからも雰囲気は変わらない。


ビールをグラスに注ぐと、無言のまま飲み干す。


そんな充みたことない。
いったい充には何があるの?


言いたくないんなら聞かないけど、独りで話してる私って、なんか可哀想じゃない?


ペースも自然と早くなっちゃって、すでに酔っ払ってきちゃったんだけど。


それでもこの雰囲気を明るくしたい私は喋り続ける。


一人空回り。


まさにそんな感じ。