俺と妹の選択




「桃の寝顔見てたら…俺も眠くなっちゃったんだ。」



俺の苦しすぎる嘘を疑うこともなく、桃は「そっかぁ」と納得している。



「おでこがくっついてた気がするの…気のせいかな。」



不思議そうに言う桃に、俺はハハッと笑ってみた。



「お兄ちゃん!なんで笑うの!」



頬を膨らまし桃は怒りを表している。



だけとそんなの、俺の気持ちをもっと大きくしてしまうだけだとも知らないで…。