俺と妹の選択




桃の額に自分の額を当てる。



こんなに近くで桃を見るのは何年ぶりだろう…



桃の体温を感じながら目を閉じると、自然と頬がゆるんだ。




「お兄ちゃん…?」


「桃っ…」



桃のか細い声を聞いた俺は、慌てて顔を離す。


「…どうしたの?」