「おい!開けろ!!」
何度目かの体当たりでドアを開けて入って来たのは、誠だった。
「聖良!!大丈夫か!」
誠を見た途端、力が抜けてその場にペタリと座り込んだ。
その時、四人のスーツを身に纏った男たちが入ってきて、内ポケットから白い紙を出した。
「サカシタ ユウジだな。薬物取締法違反及び婦女暴行容疑で逮捕する。」
両手首に手錠がかけられた。
え…?警察…?
スーツの男たちが、あいつとその仲間を連れて行った。
シン…とした家の中。
訳が分からず呆然としていた。
あっという間の出来事だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…