あんたの言う事さえ聞いていれば、ちゃんと食べられたんだから。

でも、…それも地獄に突き落とされたようなものだった。

あんたの歪んだ愛情は私に向けられた。

毎晩毎晩、寝ている私を起こしてまでも裸にして、あんたの前に座らせ、お酒を飲みながら身体中舐め回すようにジロジロ見られて…。

感情を押し殺して、ただ人形のようにそこにいて、あんたが酔い潰れるのをひたすら待ったんだ。生きるためにね…。

私はあんたの歪んだ愛情なんていらない。

だからもう付き纏わないで。

あんたの父親と私の母親、あんたという連れ子があって結婚した。戸籍上、一度は兄妹だったけど、もう離婚してるし関係ない。いちいち兄妹だなんて言われちゃ迷惑よ。私は自分で自分の幸せを見つける。」