「助けてくれた礼に何か手伝おう」 嬉しいけれど、それはそれで、 やっぱり人と群れるのは苦手だし、 少し・・・迷惑だし・・・ 「え・・・・・・い、いい」 少し、顔を伏せ、首を横に振る。 「遠慮はいらん」 それに。 「だっ、だって・・・・・・」 「私が助けなくても・・・・・・大丈夫だったんでしょ?」