魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~




なんか、ベリルさんの表情からして
あの人は凄く親しい人なのだろう。
ここまで、謝るのだし。



「ホントに、いいんです」



そう言うと、ベリルさんは、
黙々と食べ進める。


やっぱり、綺麗な顔してるなぁ、


もしかして。



町のコ達が噂してた英雄って
この人・・・・?



「私の顔に何かついているかな?」


「あ、ごめんなさい・・・・・・」



少し、怪訝な顔。
怒らせちゃったかなあ・・・?



そんなコトを考えているうち、
ベリルさんは、ぺろりと
スープを食した。