「・・・・・でもこんな所に 放っておいたら、またモンスターに 襲われちゃうし・・・・」 ふう、と目を閉じた。 「・・・・仕方ないわ・・・・」 手と手を重ね、詠唱を唱えて、 『・・・・・移動』 私は、彼を部屋に運んで、 私も、家へ戻った。