私は、事が終わってからも
動悸が治まらなかった。



何故、私はあんな事ができたのだろう?
『普通』であれば
そのようなチカラなど使えないハズ。
そんなの・・・・『異常』だ。

母さんが、嫌う『異常』
私も、その『異常な人間』
いや、それよりもう人間なのかも
定かじゃないが・・・・・




「何が、起こったの・・・?」




震える指。
私が、怒りを表した瞬間
太陽が消えた。
そして、私はおかしな力を使い
憎きアイツを蝉にした。





「・・・・私は、何者・・・・?」