魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~






黒いマントをもう1度、深く着なおしてから私は魔法を繰り出す。


胸の前で指を組み、瞼を閉じて小さく囁く。



『アイス・ロック』




最終的にはもう、面倒になり、
襲ってきた団体のオークを一気に氷結させて。



「ハァ・・・・疲れたぁ、
 もう、やっぱりそんなに若くないからかなぁ」



自分で言っていて哀しい台詞を口にし。
ふと溜め息をついたそのとき。