他の冒険者も動き始める。 それぞれの武器、魔法でオークどもを 叩き潰してゆく。 観たこともないような、 ・・・おそらくじぶんで改造したのだろう。 そんな武器も多数あった。 次々と襲い掛かる奴らに、嫌気がする。 溜め息をつき、魔法をポンポン繰り出すものの 数は一向に減らない、減らない。 私はもう一度溜め息を吐くと グエンさんが叫んだ。 「しかしキリがねぇなぁ!」 次々と2人もなぎ倒して行っているらしい。 けれど、数が数。 皆、数に手こずっているようだ。