魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~





他の冒険者も動き始める。
それぞれの武器、魔法でオークどもを
叩き潰してゆく。
観たこともないような、
・・・おそらくじぶんで改造したのだろう。
そんな武器も多数あった。




次々と襲い掛かる奴らに、嫌気がする。



溜め息をつき、魔法をポンポン繰り出すものの




数は一向に減らない、減らない。




私はもう一度溜め息を吐くと
グエンさんが叫んだ。



「しかしキリがねぇなぁ!」



次々と2人もなぎ倒して行っているらしい。



けれど、数が数。
皆、数に手こずっているようだ。