醜い嬌声をあげ、ガゥゥ、と襲い掛かろうとする奴ら・・・オークを 睨みつける。 消えよ、消えよ、消えよ、消えよ・・・ 目を瞑り手を重ね合わせ、詠唱を唱えた。 そして。 『サンダー・アロー』 右手を示し・・・・ 小さく囁くと、雷の矢が 襲ってくる、オーク達に突き刺さる。 [ギャォォォ] 大きく声を上げながら、 バタンバタン、と次々に倒れてゆく。 「・・・ん、久しぶりだけど、 なんか上手くいったかも」