美喜は、別の学校へと転校した。

誰にも告げずに・・・

もう、それしかないと思っていた。

美喜はただ、現実から逃げたかっただけ。



だれも、追っかけにも来ないようなところへ。


美喜は、
心の中では劉を思いながら、どんどんと進んでいく。


でも、劉を忘れることはない。