「あのな、お母さん、
癌なんだ。」

え?
お母さんが・・癌?

「癌・・・」

「あぁ、だいぶ前から治療はしてるんだけど、
一向に良くならないんだ。」

「え・・・」
「あと、五ヶ月しか、生きられないんだ」

嘘・・・
そんな・・・
五ヶ月。。。
そんな、現実が私の胸に刺さる。


夜になっても、私は部屋に閉じこもっていた。

Pi・・・Pi・・・
メール。
なんとなく、読む気になった。
「劉・・から?」

本当に、今、このメールを読んでよかったと思ってる。