学校も終わり。

家に帰った。

「ただいま~」

・・・

返事がない。

いつもならあるのに。


そう思いながら、リビングへと向かった。

「お・・・お母さん!!」

そこには、お母さんが倒れていた。


「ねぇ?お母さん。」

私は急いで、
お父さんに電話した。

「どうしたんだ美喜?」
「お父さん。お母さんが・・お母さんが倒れちゃったの。」

「それ、本当か。」

「うん。急いできて。」

「分かった。出来るだけ急ぐ。お前は、お母さんを、
タクシーで、把病院に連れて行け。」

「うん。」

私は、急いでタクシーを呼び、
把病院へ向かった。