はぁ、学校・・・
行きたくないな。

そう思いながら、美喜はおきた。

「目・・腫れてる」


昨日泣いたせいか。


「いってきます」


お母さんいない?

「お母さん?」

いつも返事あるのに。。。。


まだ、寝てる?

美喜は不思議に思ったが、学校に向かった。


「美喜~おはよ」

「おはよ」

「どうしたの?目、思いっきり腫れてるよ。」


「色々あって」

「良かったら話そ」

「分かった。」


美喜は、鈴にすべてを話した。

心臓のこと、劉のこと。。。

「心臓のことはね、愁は知ってると思う。」

「そんなことがあったんだ。」

「ごめんね、今まで話せなくて。」


「いいの、言いにくいことだってあるだろうし。」


そう言って、鈴は泣いた。
美喜も泣いていた。