「お~い。二人とも。」

「あ、鈴。」

ちっ邪魔されたか。あとで愁に文句言ってやる。

「ねぇ?最後に観覧車乗らない?」
「いいね^^」
「じゃぁね。」

そう言って二人はささっと入っていった。。。。

「じゃぁ、私たちも行こうか。」
「うん。」

このとき、劉はなぜかイライラしていた。

「なぁ?お前って好きな人とかいるの?」
「うん。」
「どんなやつ。かっこよくて、いつも成績一番で、悔しいけどスポーツも出来て、でも女子とはかかわらない人。そして、今、一番私の近くにいる人。」
「そうなんだ。」

なぜか、劉は悲しい顔をした。

劉って、以外に鈍感?

そう感じた観覧車の中でした。

二人の時間はあっという間に過ぎて。

「じゃぁ、また明日な。」

といって皆とは別れた。

「明日のために早く寝るか」

明日はいよいよ、海に行く日
緊張してなかなか眠れなかった