「今日は天気もいいし、そんなに寒くないし、運動にはもってこいの日だな」 鼻歌が出始めたハル兄の顔を、思わずまじまじと眺めてしまう。 メガネの横顔も、 ゆるく上がった口角も、 ハンドルに添えられた手も、 軽くリズムをとっている指先も、 何もかもが様になっている。 さっきの天然発言は置いといて。 ハル兄が本格的にイケメンなんだっていうことを理解すると、ヒザ小僧が急にむずむずしてきた。