「腕とか首にしがみついて来てたからなー、お前。 夜中とか、そーっと離れようとしても、絶対離さなかったんだぞ?」 腰に当たったハル兄のお腹が、くくくっと揺れている。 「そ……それは昔の話でしょっ」 「あのころと中身は大して変ってないみたいだし、今もこうして抱っこしてれば、寝れるんじゃねーの?」 「……うっ」 ――カチーンッ!!! 「な……中身だって、ちゃんと大人になってるしっ! って言うかっ、」 今のこの状況…… 逆にハル兄があたしにしがみついてる状態なんですけどっ!