あたし専用のピンクの毛布。 キャラクターものの、カワイイ枕。 抱き心地のいいぬいぐるみを与えられて、 「おやすみ」って、おかーさんやおばさんに言われても、 隣には必ず、ハル兄がいてくれなきゃ眠れなかった。 いつも一緒に遊んでくれて、危なっかしいあたしを守ってくれて。 あったかくて頼りになる、大好きなお兄ちゃん。 そのぬくもりがそばにいてくれると思うと、 暗闇も、おばけも、何にも怖くなかった。 ただ安心して、柔らかい夢の中に、自然に落ちていけたんだ。