……とりあえず、今夜はここで。 恋の初心者に、これ以上のことを進めるのも酷だろう。 というか…… 『信用してるからねー』 脳裏に浮かんだほがらかな笑顔にストップをかけられた。 ……危ない、危ない。 「寒くないよな?」 「うん。……暑いくらい」 「じゃ、離れて寝るか」 「……」 からかっているのは、自分の気持ちを静めるためだ。 「……イジワルだよね、ハル兄って。やっぱり」 ま、お前には、まだ分からないんだろうけど。