「そう言えば。噴射した牛乳、ちゃんと掃除したのか?」 「あ、え?」 イタズラな瞳に問われて、はっと我にかえった。 「ふ、ふきましたっ。クサイしっ。白くて、なんかヤバイしっ」 「ならいいんだけど」 笑うハル兄の後ろで、おかーさんの肩も揺れている。 なんだかそれが、 ひとりで焦ってる姿を笑われたみたいで、ちょっとだけカチンときた。