「あ、そうそう。オネエが言うにはね、あの大学ってイケメンがいっぱいいるんだって。
……ひょっとしたら……新しい恋とか……できる、かもね。……あはは」
バカ眞緒。
ちゃんと笑えてないくせに。
「毎日デートしたりとかさ。おもいっきりラブラブになっちゃったりして」
……もういいよ。もう、いいから。
強がるな。
「……こうやって、一緒に寝たり……とか……」
うつむいて、そこだけは小さな声でつぶやいた頭をそっと引き寄せる。
「眞緒、」
「……うん?」
「新しい恋とか、する必要なんてないから」
「え?」
「……つーか、すんな」


