「……眞緒、生きてるか?」 「……う、ん」 とりあえず声をかけると、小さな頭がうなずいた。 けれど、顔は上げれずにいるらしい。 ……これじゃ、安眠なんて無理だな。 一睡もさせずに帰すことになりそうだ。 と言うか、オレが寝れない。 というわけで、 「分厚いステーキ、毎日食ってんのかな。あの占い師」 こいつの好きそうな話題を出して、気を紛らわせてやろうと試みる。 「ステーキっていうより、生肉の方が似合うけどな」 「……ぶっ……」