お互いの、洗い上がりの香りが交わり合って、布団の中の温度が高まっていく。 「……」 「……」 え~~っと。 朝までこうして……、腕の中に包んでおくってことだよな? そんなことを思うと、 押し黙ったままの幼なじみにつられるようにして、オレまで言葉が出なくなる。 これは、カテキョのあとの「おまじないハグ」とは別物だ。 完全な「おやすみハグ」であって、1~2分で離れるわけじゃない。 しかも、布団の中だ。