「ありがとな、眞緒」 その声と一緒に、そっと頭を撫でられて。 ますます赤くなったあたしは、「うんうん」とうなずいてうつむいた。 同時に…… オネエの言葉を思い出して、ドキドキする。 ちょっとは……ハル兄のあたしに対する評価も上がったかな……なんて。 「でも、たぬき寝入りはダメだな」 「……ですよね」 ……あ~あ。 ダメか。