『あの子もいろいろ抱えて頑張ってたからねぇ。どっと疲れが出たのかなぁ。
ハルくんの顔を見てほっとしたのかもね』
「はは、そうですかね」
眞緒が寝てしまったそもそもの原因が、
ご褒美を与えた自分にあるとは……さすがに言えず笑ってごまかす。
「それで……今夜はここに泊めようかと思ってるんですけど……」
『うん。信用しているから大丈夫よー』
……やはりそう来たか。
『よく分からないところにひとりで泊まらせるより、ハルくんに預けたほうがずっと安心だしね。
それに……眞緒は、ハルくんのことが大好きだから。ふふふ』
なのに、その意味深な言葉と笑いはいったい……。


