「……あ、もしもし。ハルです」
『あー、ハルくん、今日もごめんねー。また眞緒が突然おじゃましちゃって』
「いやいや。でも眞緒はいつも突然ですね」
『今日はね、私が行かせちゃったのよー。合格のお祝いに』
「……そうですか」
まあ、いいだろう。
似た物親子ということで。
「でも、いい報告が聞けて良かったです」
『うん。私もほっとしたー』
「いよいよ大学生ですねぇ。この眞緒が……」
腕の中のあどけない寝顔を見下ろして、しみじみと思う。
「なんだか不思議な感じがしますけどね」
『そうなのよー。あの眞緒がね。ふふふ』


