オレの部屋までは倍以上の時間がかかるし、 連れていったとしても、ろくな話も出来ずとんぼ帰りさせてしまうかもしれない。 いや、それならまだいいが、最終に間に合わなかった場合が最悪だ。 まああの日は、信用を裏切ることがなく済んだからよかったものの…… 「……今日はおばさんに叱られっかもなぁ」 寝顔に苦笑を落としてから、 片手を伸ばしてテーブルの上のケータイを取った。