眉を上げた微かな笑顔で、あたしの言葉を待つハル兄に静かに告げた。 「………て、されたい」 「ん?」 「ハル兄に……ぎゅうってされたい」 カテキョの、終わりのときみたいに。 大好きな、腕の中で。 「少しでいいから……ハル兄の胸の中で眠りたい」 あの、陽だまりの落ち葉の日みたいに。 あたたかな、胸の中で。 「ご褒美は……それがいい」 ……それで、いい。