あたしの言動を、ハル兄は呆れ顔で笑いながらもいちいち受け止めてくれる。 「あー、ケーキもおいしい~♪」 「両手食いになってるぞ、お前」 「でも、ハル兄のパスタの方が何倍もおいしいー」 「ホント、食わせがいがあるよな、眞緒は」 くすくすと、頬杖をついて眺められる始末。 「この眞緒が大学生とはなぁ」 「この眞緒って。このって」 うれしくて、楽しくて、幸せなふたりきりの合格パーティー。 ……この時間がずっと続けばいいのに。 そう願うと、切なさも混じった。