「じゃあ、軽く合格祝いでもするかー」 「え? 合格祝い?」 「それとも、報告が済んだからこのまま帰るか?」 「……やだ」 この辺の軽いSさ加減も相変わらずだ。 むくれたあたしにくすくす笑ったハル兄は、 「じゃ、ケーキでも買って部屋に行くか。眞緒はまだ酒が飲めないからなぁ。乾杯はジュースだな」 そんなことを言って、在来線ホームへむかって歩き出した。