「眞緒なら大丈夫だって信じてたけどな。安心したよ。おめでとう」 「ありがとう……。ハル兄のおかげだよ」 「受験したのは眞緒だろ? 最終的にはお前の力だよ。よく頑張ったな」 さがる目じりが優しくて、思わずぐっとくる。 「うん、うん、うん。ありがとうっ……」 せっかく久しぶりに会えたのに、 ここで泣いてたまるかと唇を結んで何度もうなずいた。