「仕事には、相応の報酬が付いてくるものなのよ」 「……?」 「言ったでしょ? 盛況だって。アタシの占いね、評判なのよ。客が勝手にお金を置いていくようになったわ」 「評判……?」 たぶん、あたしの顔にありありと疑いの表情が張り付いていたんだろう。 「なによ、その顔」 「いや、だってさ」 首をひねると、 「信じないなら、後ろを見てみなさい」 オネエは、あたしの背後をアゴでしゃくった。