「あのさ、オネエ」 「なによ」 「あの日、だましたよね?」 「で、どこの大学に決まったわけ?」 「玉宏大学。てか、話替えないでよ」 「あそこは優秀なイケメンが多いって評判よ。良かったじゃない」 「イケメンはハル兄ひとりで充分だよ。てか、話替えないでって」 身を乗り出したあたしの顔をしばらくじっと眺めたオネエは、 「……悪かったわね」 そう言って、カードを切り始めた。