合格者用の書類やらを受け取ってから、自宅に戻った。 車の窓から見える景色も、 見慣れた家の中の風景も、 何だか今日は、パッと明るく見える。 同時に、むずむずそわそわもしていた。 「眞緒?」 そんなあたしの落ち着かない姿を、おかーさんは目ざとくキャッチする。 「ハルくんには言ったの?」 どきんっと心臓が跳ねた。 「……ううん。……まだ」