「今日、眞緒が帰って来なかったらどーしようとか思ってたんだー、おかーさん」 そんなことを言って、おかーさんはふふふっと笑ってる。 「……それってさ、」 まあ、そういうことだよね。 「だって、ハルくんも眞緒もお年頃だしねー。一人娘だもん、おかーさんだってちょっとハラハラしちゃうじゃない。いきなり東京になんて行っちゃうんだから」 なーんにも考えてなさそうだけど、一応、そういうことも心配してくれてるってわけか……。