「だけどな、ラクな道を選んだら、いつか必ず後悔すると思った」 「後悔?」 「いや、逆に自分で選んだ道のほうで後悔するかもしれない」 「……?」 「けど、同じ後悔をするんなら、自分で決めた道で痛い目にあったほうが納得いくだろ?」 うなずいて、ハル兄の目をじっと見つめる。